最近は退去のご連絡、入居のお申し込みが多くなってきました。
去年に比べると穏やかですが、繁忙期らしくなってきたな、と思う今日この頃です。
今日は新聞に載っていた小話を紹介します。
内容としましては、日本芸術院の会員候補となった小説家の内田百輭が、弟子にメモを託して辞退を伝えたのですが、その内容が、
「イヤダカラ。
ナゼイヤカ 気ガ進マナイカラ
ナゼ気ガ進マナイカ イヤダカラ」
というものでした。
相手を傷つけないように、とか、嫌な気持ちにさせないように、という配慮が一切感じられず社会人としてどうだろうと思いつつも、ここまで素直に気持ちを吐露されてしまうと妙に説得力があるな、と思いました。
相手のことを考えて気を遣うのは日本人の美徳ですが、たまにはこうして素直な気持ちを伝えるのもいいかもしれませんね。