みなさん、おはようございます。
今日は、何気ない言葉が案外いつまでも記憶に残る、という話をしようと思います。
前回はジョギングを始めます!という内容のブログを書きましたが、久しぶりに運動をしたせいか腰を痛めてしまいました。
この腰という漢字ですが、月の部分をにくづきと呼び、体を表しているそうです。
つまり、腰という漢字は、腰は体の要であるということを意味し、人体デッサンをする時には腰から書き始めると上手に書ける、ということを美術の先生から教えてもらったことがあります。
ずいぶん昔の話で真偽のほどは不明ですが、なぜかこれが妙に頭に残り、今までの人生の中で腰を痛めたりするたびに「体の要が…」と思い出しています。
何度も言われたわけでもない、何気ない授業の中での発言を、まさかこんなにも覚えている生徒がいるとは当時の美術の先生も思ってもいなかったことでしょう。
言葉とは不思議なもので、何気ない言葉がずっと記憶に残っていることが他にもあります。
他愛のない言葉や、傷ついた言葉など色々ありますが、逆に自分の何気ない言葉も相手にずっと残るかもしれないことをよくよく覚えておかないといけないな、と思います。
特に、会社の中で勤続年数が長くなったり、役職が付くほど、自分の発言について発生する責任は重くなっていきます。
自分も相手も気持ちよく言葉を交わせるよう、言い方・伝え方を工夫していきます。