代表取締役 唐津 自己紹介へ

ストレスの正体について ~航海3450日目~

2024/11/24(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの82回目

 

ふと昔の職場の話を思い出しました。

朝みんなで一緒に掃除をしているのに、掃除をしない、

遅れてきても挨拶すらしない、「電話です」って

声を掛けても無視して一切返事すらしないって先輩がいました。

 

とはいえベテランなのでか何故か周囲は社長はじめ注意しない。

でも本人のいない時に文句を言う、もしくは無視をする。

 

と、こんな感じでした。

 

その人がかなりの悪影響をバラまいていたのは

間違いないわけで

日々こういった感情が湧いてきました。

 

「相手に嫌な事をされたので

同じように嫌な事を相手にする

報復されて当然だ」

 

ただね、

やり返す前に自問自答したわけです。

(えらいですよね)

 

「やり返したい」気持ちはわかるけど、

やったら嫌なこの人と同じ目線になるってな事じゃない?

 

なんて屈辱的なんだ

 

やったら周りからしたら同じように見えて、

同様に沈んでいってしまうのではないか

 

そう思ったので、

「やり返す」という選択はしませんでした。

 

とはいえ、黙っていられるほど人間が出来ていないので

こうしましたよ。

 

ええ、

本人の前で周囲がドン引きするぐらいのボリュームで

 

「聞こえへんのか!?」

って叫びましたよ。

 

それ以降は、小さな声ではありますけど

返事してくれるようになりましたとさ(笑)

 

そう。

言いたい事があるならば、

本人の前で言いましょう。

うちは実務家なんで評論家は要りません。

 

というわけで、

創業してからは「目を合わせて大きな声で挨拶する」っていうのを

繰り返し言っています。

背中で挨拶するとか、無視するとかで帰宅を命じた事もあります。

(ここ十年はありませんけども)

 

そうして今はみんな目を合わせて大きな声で

気持ちの良い挨拶をしてくれる職場環境となったわけです。

 

ほんとうに有難いです。

 

そうか、有難い事っていうのは、

誰かの狂気に近い熱量と積み重ねた人々の努力によって出来ているんだなあ。

 

それを想える人でありたいものです。

 

 

さて本題。

「ストレスの正体」についてです。

 

落ち込んだり、イライラする時、

ストレスを発散だ。

 そうなる人は多いでしょう。

 

以前の自分は

酒を飲んだり、カラオケを歌ったり、バッティングセンター行ったりすることで

発散を心がけていた事があります。

 

でもふと、これはただの気分転換で、

現実逃避みたいなもんだという事に気付いたのです。

 

「仕事のストレスは仕事でしか解決できない」

ってね。

 

それと同様に、

めっちゃ大事なこと。

 

「家庭のストレスも家庭でしか解決出来ない」

これね。

 

男ってやつは家庭が揉めていても

職場は良い感じやし無視して仕事頑張ろう、

そういう考えを持ちがちです。

 

ちっちっち、甘いです。

 

「家庭が揉めていると仕事でトラブルが発生します」

 

これは何でしょうか?

かなりの確率でそうなります。

呪いみたいなもんですね。

無駄な抵抗は諦めて、呪いがキマる前に

つまらんプライドは捨ててさっさと対話しましょうね

そこのあなた。

 

 

はい、話を元に戻します。

そもそもなぜストレスを感じるのか?

について深掘りをすると

 

「心の可動域が狭まっていること」

に気付いたのです。

 

心の可動域が狭まっている時ってのはどんな時かと言うと

 

「俺は正しい」

そう思い込んでいる時です。

 

だってこんなに頑張っているんだから。

わかります、よしよし。

 

なんてね、甘えなさんな。

社会に出たら同情は軽蔑に近いものです。

 

まあ笑いながら言っている場合は

シャレとしてまだいいですけどね。

本当にプロ意識があるなら、

俺は正しいなんて簡単にカンシャク起こさない事です。

 

自分なら

「視野の狭い人だな」

って判断します。

 

周りにいる人を尊重できずに

自分の正しさを押し付ける事は

例え正しくてもとても迷惑な事です。

 

職場のストレスの第一位が「人間関係」と言いますが

そのストレスはどこから生まれるかというと

好き、嫌いでもなく、合う、合わないでもないのです。

 

相手の違いを認められなくなる時、

相手を尊重出来なくなる時、

それが「ストレス」なのです。

 

相手がトンデモで感じるストレスなら

相手から離れるか、

私みたいに近距離で叫んだらいいのですが

多くの場合は自分の心の可動域が原因で感じるストレスのように

見えるのです。

 

毎回相手のせいにしている人というのは

外に原因があると思っていますが、

実は自分に原因があるわけで

ストレスの原因に気付いていないのです。

 

常に相手のせいにしていられた方が気楽でいいやんと

思うかもしれませんが、それがそうでもなく 

見ている限り、他責思考の人の方がより圧倒的に多くのストレスを

抱えて生きていく事になっています。(唐津調べ)

 

最近ストレッチを怠っているからかなあ?

上手く開けないんだ、心が。ぎこちなくて、ああ~♪

 

って桜井和寿さんも言っていますよね。

 

だから自分も下記のような心のストレッチをやっています。

 

「出来る限り、冒険をすること」

「知らなかった価値観を学ぶこと」

「お金を経験に変えること」

 

 ま、基本。

何かしらのチャレンジがストレッチな気がします。

 

その内容について詳しく語るとって、、、

もう2000文字超えてしまったので

またそれはいつか書こうと思います。

 

今日はこのへんで。

ではでは。

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