皆さん、こんにちは!
先日、NHKスペシャルでコロナの治療に尽力する病院の密着取材についての番組を見ました。
そこで治療を受けている方は重症に分類される方で、4ヶ月間意識が無い方もいらっしゃいました。
その中で、治療を担当されているお医者さんのインタビューがあったのですが、こちらが興味深かったので紹介したいと思います。
最初はありのままの病状を伝えていたのですが、たくさんの管に繋がれて、誰も見舞いに来れない状況で、厳しい病状を伝えると患者さんの気持ちに大きな負担がかかり、治療に前向きに取り組めない方が多くいらっしゃったそうです。しかし、今はこんな症状が出ているけれども、こういう薬を入れて快癒を目指していますよ、と希望を持ってもらえる話し方を心がけたところ、回復に向かう患者さんが増えたそうです。
人の気持ちの持つパワーって本当に不思議ですよね。
また、伝え方ひとつでこんなにも人に影響を及ぼすのだと考えると、自分の言動はどうだろうか?と気が引き締まる思いです。
自分がどう伝えたいか、よりも、相手にどう届くのか、を考えて、言葉を使っていきたいと思います。