日曜ブログの７７回目。
とある朝、清掃員の方が一生懸命掃除をされていました。
「おはようございます、お掃除ありがとうございます。」
と声を掛けると
「すいません、ご迷惑をおかけしております！」
と言われました。
迷惑をかけている事なんて一ミリもないけど
「はい！頑張ってますよ、綺麗になったでしょ」
と言わないあたりは
日本らしいというか、奥ゆかしいというか
「あなたが好きです」っていうのを
「今夜は月が綺麗ですね」っていう表現をするのも
ロマンがあって素敵です。
はっきり言わなかったり、
逆の表現をしたりするあたりは
外国から見たら謙虚すぎるとか、
本音がわからないと言われるかもしれないけど
趣があって、いとをかしです。
ただ、、回送バスの
「すみません、回送中です」
だけは誰に謝っているの？感がぬぐえません。
あれ多分、
いらない。
さて本題。
「ひよってる」について
さて皆さん最近ひよった事がありますか？
もしくはひよりそうになった事はありますか？
（日和る：怖気づく、尻込みする、弱腰になる、ビビる）
私はあります。
先日出張から帰る新幹線の中、新神戸駅に停車した時になんと
自分が推しているプロレス選手が乗ってきて
声を掛けるか、掛けないかで日和りそうになりました。
公共の場で声掛けをして迷惑をかけてはいけない
でも、何か話したい
まあ直接近くで見れただけでも十分じゃないか
とリトル達が京都駅まで討論していました。
で、結局。
降り際に「応援しています」ってさらっと伝えて
立ち去ったわけです
まあ、さりげなく伝えられたので
周囲に感づかれる事もなかったのですが
久しぶりに感じる緊張感でした。
そんな話を息子にすると
「ひよったかと思ったら、
大人の対応かー」
と言われました。
ま、マナーだけで言うと何もしないのが
一番だったかもしれませんけど。
そんな息子。
好きな人に告白が出来ないようです。
毎日「また、ひよったー」と言っています。
タイミングがない、
雰囲気ではない、
なんて言ったらいいかわからない
と言っていますが
そんな葛藤も彼を成長させている事でしょう。
ひよっているのも、
葛藤しているのも、
「何かに向き合っている証拠」
「迷惑をかけるからやらない」
とか
「批判されるからやらない」
って思考になる人が多い昨今。
ひよっている方がよっぽどマシです。
というか素敵です。
迷惑や批判なんて、
もちろん誰もいらないと思うのですが
生きている限り何かしらの迷惑もかけるし
批判もされるのが人間なわけで。
（中には批判が趣味って人もいますしね）
とはいえ、一切迷惑も批判もない人生だったら
それはそれで味気なさすぎるわけで。
ようするに、
誰かに気遣いばかりしていたら
誰の人生を生きているかわからなくなるわけです。
友人がいつもよくこう言います。
「やらない後悔をして生きるよりも
やって拒否をされた人生の方がマシだ。
後者の方がまだ自分を誇りに思える。」
こんな事したら誰かがどう思うだろう？
それも悪くはないけれど
これに挑戦する自分ってかっこよくない？
という考えを少し挟んであげるのが
人生を楽しむコツの気がします。
まあ当然、節度を持ってね。
決断して、行動して、
ごめんねとありがとう
何度も何度も繰り返す
いつもごめんね
いつもありがとう
僕はやります
だからこそ言える気がする
「今夜も月が綺麗です。」と。
（ポエム調でお届けしました）
では、そろそろ締めます。
宅建試験頑張れ！
宅建ない人は衆議院選の投票行きなさい！
今日はこのへんで。
ではでは。