日曜ブログの95回目
いきなり本題
「問題」について
管理の仕事のみならず、
仕事をしていたら様々な問題があります。
手を抜いて問題の原因に自分自身がなっているのは
もちろん論外として、
一生懸命やっていても、
どれだけ誠実を貫いていても
それが誤解されてしまうこともありますし、
そもそも相手に興味がなく、
人として向き合う気がないという場合だってあります。
(最近問題になっているカスハラとかもありますね)
理不尽だな、辛いな、悲しいな
そんな気持ちに時折なるでしょう。
そんな時、あなたを慰める人もいるでしょうし
その人に癒されて、元気を取り戻す事もあるでしょう。
「頑張っているのに辛いね」
「あなたを理解してくれない〇〇が悪いんだ」
それも悪くない。
でも、そんなに良くはないと自分は思います。
むっちゃ羨ましいけど
自分の場合は、その言葉に甘えてしまいそうになって
強くなろうとする「理想の自分さん」のやる気を削ぐ一面の方が
強く影響してしまうのでそんなに良くないのです。
これは完全に自分のせいです。
もとい
問題が発生した時、心が折れそうになる
折れないとしても
食事が美味しく感じない。
子供の顔を見ても笑えない。
お酒の量が増えてしまう。
そんな経験、自分にだって勿論あるわけです。
「おまえが金を払え」
「上司、社長を出せ」
「代わりに働け」
「24時間いつでも出てこい」
「待ち伏せしてやるから気を付けろ」
ん-、多分他にもあったけど
忘れたことにします(笑)
高圧的に放たれた言葉ってのは
言った本人が思っている以上に刺さってしまう事があるわけで
年を取れば取るほど、立場が付けば付くほど
結構やられた立場としては反面教師にさせて頂いています。
ただ正直心の中で思っていました。
「どうしてこんな年上の偉いと言われる人が
こんな言動をするのかな」
ってね。
わかったことは
「偉い人やお金を持っている人が豊かであるとは限らない」
「問題があった時に初めて本当の人間性が現れる」
という事。
で、そんな言葉も含め問題をどうして乗り越えてきたかを
思い返すと
「解決出来ない問題は自分の前には現れない。
だからこの問題は解決出来る」
と100回心の中で唱える
アホみたいに思うかもしれないけど
結局はこれなのです。
本当は他にもあるけど、
一番駄目なのは
「出来る理由を考える事をやめる」
こと。
もう少しかみ砕いて言うと
「出来る理由」と「出来ない理由」
は、後者の方が遥かに簡単で行動するカロリーも伴いません。
諦めることは簡単ですが
気付いていないだけで成長を捨てて
諦めているように見えます。
弊社の女性社員Wは先日こう言っていました。
「良い男っていうのは大体挫折を乗り越えた人ですよね」
(若いのに良く出来た人です)
事実、弊社の入社面談でも挫折の有無と
それを乗り越えた経験がある人を
高く評価するという傾向にあります。
問題があって、それを乗り越えることで人間性は磨かれていき
問題と向き合うからこそ本当の仲間が出来て、
本当の絆が生まれていくのです。
ドラゴンクエストの勇者でも
ドラゴンボールの悟空でも
ワンピースのルフィでも
高圧的な態度をとったり、
誰かのせいにしたり
無理難題押し付けたり、
人の手柄を奪ったりしますか?
しませんよね。
そんな漫画を誰が読むかって話です。
(ジャンプの三大原則は友情・勝利・努力です)
でも残念ながら
現実はこんな事が往々にしてあります。
漫画やゲームでは「経験値」こそが宝なのに
現実では「金」や「立場」が宝として、
力として加わってくるからです。
(経営者が狂う三大原則は金・酒・異性です)
結局、収入だ、金の力だ、立場の違いを力として
マウントをとってくる人が現れたりするわけです。
仕事上、それらのマウントに対して
リスペクトの気持ちをもって対応するのは
プロとして当たり前ですが
不遜な言動に媚びることが仕事だとは全く思いませんし
社員にそんな仕事はさせるつもりは皆無です。
ただ社員には言います。
「そういう人もそういう事も多々あるよ
でも本当に自分がプロとして
一生懸命で誠実を貫いているって
気持ちがあって行動もしているなら退く必要も、
媚びる必要もない。」
と。
加えてこんな事も言います。
「「問題」はお互いの正しいがぶつかるからこそ発生するもの。
だから10:0でどちらが正しい悪いは基本ない。
相手が8悪くてこっちが2悪い
=こっちが正しい
相手が2悪くて、こっちが8悪い
=こっちが悪い
そう考えがちだけどそれでは人間小さくなるよ。
例え相手が8悪くても、2悪い自分の部分の否は認めて、
改善出来る人の方がかっこいいやん。
それは相手に媚びる事にはならないし
仮に相手が自分の8を無視してマウント取ってくるなら〇〇しよう」
そう考えて改善まで持っていくのって
考えるだけじゃなくて行動も伴う事なので結構大変な事。
でも仕事や個人を馬鹿にされてまでへこへこする経験を
繰り返し体験するよりはよっぽどマシだと思うのです。
問題があるのが問題なのではなく
問題の予見が出来ない、
発生したリスクをコントロールできない
未熟な自分に問題がある
つまり問題は自分の未熟さに気付ける、
成長のキッカケなわけです。
いや、ぶっちゃけ悔しいので
意地でも成長のキッカケにするしかないのです。
一人でリスクをコントロールしろって言っているわけじゃなくて
逃げずに向き合っていれば経験豊富な仲間の協力を得る事だって
出来て、共にレベルアップしていけるわけです。
まさに仕事は人生RPGです。
そう、
自分の中で仕事は「人生」。
つまらないプライドは持たないように思っていますが
譲れない意地というものはあります。
いままでの経験、支えてくれている人達。
それらがあって今があって、問題も乗り越えてきて
支えてくれた皆さんに申し訳なさすぎて
「解決してみせる」と思わない理由が今のところ見当たりません。
いつまでたっても
良い事と、悪い事。
しんどさと、やりがい。
これが絶えずスケールアップしながら追いかけっこをしているような状態は続いています
本当にね(笑)。
でもきっとそのおかげで飽き性のはずの自分が
こんなに飽きないのだと思います
ワクワクしますねえ。
想像するだけで。
問題を解決した時に
心の中でこう叫ぶのです。
「自分達の仕事が、
この仲間が一番だ!」
ってね
まあ、まあ
まだまだ道の途上すぎますけど
目標から逆算した今を
コツコツ頑張っていきますよ。
まあ結局何が言いたかったっていうと
「問題は不幸じゃないよ。
仲間と一緒に問題を経験値(宝)に変えよう」
ってこと。
「自分なら」解決出来るって抱えるのではなく
「自分達なら」解決出来るって思うのが
このRPG攻略のコツ。
未熟な自分に気付けて良かった、
あれがあったから良かったと言える今にできたなら
問題はすでに経験値になっているはずです。
今日はこのへんで。
ではでは。