今回は、協力・共有・団結などのお話をしたいと思います。
会社=組織では、協力し合う・共有する・団結力などなど、
良く耳にするのではないでしょうか。
しかし、ただ単に協力するとか団結しますとかでは、本当の力は
発揮されないように感じます。
良くあるのが、社員が責任者の方の指示通りにしていれば良いみたいな
意識が強く出てしまい、組織としてはまとまってはいるけども、
いざっ!という時に、本当の力が発揮されないことがあります。
それは、個々の仕事への取り組む意識であったり、個々の能力=個性によって
左右されるものだと思います。
例えば、岩で例えると、
①.分厚い一枚岩で、会社組織がまとまっている
②.何枚かの岩が重なり合った一枚岩で、会社組織がまとまっている
さて、
どちらの方がより、一枚岩として強さ=本当の力を発揮すると思われますか?
私個人的な見解とすれば、
②.重なり合った一枚岩です。なぜか?と言うと
①の岩であれば、強度はあるし組織として同じ方向を向いているので
良いとは思います。しかし、万一大きな問題等が起こった場合、
組織のまとまりが崩れたと仮定します。
その事で組織=岩の一部に劣化や破損等が生じたとします。
そこから徐々にではありますが、ひび割れが起きたりして、
一枚岩が崩れてくるかもしれません。
そうなると、一枚岩ですので修復が容易ではありません。
しかし、
②の岩であれば、万一①と同様の事が起こってしまった場合、
崩れはしますが、何層もの層で作られていますので、一枚の層が
割れたとしても、下の層が支え助け合うことができるので、
また修復も一部分だけで済みますので、それほど時間を要することなく
元の状態へ修復できます。また、個々の能力=個性=岩の一枚の層が
発揮されることで、重なり合いながらも、常に強度を進化させることが
できます。そうすることで、お互いに強固な絆が生まれ、より良い方向へ
スタッフみんなが進んでいけるではないでしょうか?
私はそう信じています。