日曜ブログの18回目です。
さて私事ですが2年半ぶりに長男に会いました。
詳しく書くと長くなるのですが、コロナ禍の真っ最中に海外に行き
一時帰国もままならない状況だったので、こんなに期間が空いたわけです。
感動の再会、涙の一つでもあるのかなあと思ったものの
待ち合わせ場所で迷子になり、ああでもないこうでもないと
探していたので、会った時の第一声は
「どこ行ってんねん」
という身も蓋もない一言でしたよ(笑)
まあ、顔は変わってないですけど
体はよっぽど鍛えたのかプロレスラーみたいな体になり、
沢山苦労したんだろうと思いますけど、
気配りのできる、優しいやつになっていて少しだけ安心しました。
今回ジムでトレーニングしている長男を見て
あっさり父を超えているなあと思いましたよ。
不思議と悔しいという感情はそこにはなく
誇らしいというか、嬉しいというかそんな感情になりました。
私がジムでトレーニングしている理由の一つに
「長男が暴れても制御できるように」というのがあったのですが
その心配はもういらないかもしれませんね。
そして、
仕事でもそんな風に思える次世代の採用・育成をしていきたいなと。
年齢的に後継なんてまだまだ先の話のように思えますが
その時になってからじゃ遅いってことだけは
周囲を見ていて思うので先手先手でね(笑)
さて、本題。
本当の楽しさについてです。
私は腰椎ヘルニアがあり、
しょっちゅう腰が痛くて社員の温かい介護のもとで
生活が出来ているのですが
そんな私の腰に最も負担のかかるイベントがあります。
それは「ゴルフ」です。
(月1出来たら上等なぐらい腰が痛くなります)
一緒に食事をするのもいいのですが、
老若男女、仲良くなれる手段として本当これに勝るものはなかなかありません。
いくら上手でも誘われなかったら意味がなく、
とはいえ、とても下手な私なのに誘ってもらえることが奇跡な今。
有難いのに腰が中々言うことを聞かず、自分でも腰を言い訳にして
上手になるという向上心を持てずにいたわけです。
ゴルフに行ってその空間を楽しむのが好き、
プレイ自体は好きかどうか微妙みたいな感じでした。
(そら上手くなるわけありません)
ところが、先日ご一緒させて頂いたとき
自分ではないぐらいにすごく良い感じでプレイ出来て
「別人みたい!
ゴルフってこんなに楽しかったんですね!」
って何回も言っていたんです。
その時
ふと思ったんです。
下手だから本当の楽しさがわかってなかったんだ。
「どうせやるなら最高に楽しみたい。」
これが向上心の源なんだなと。
下手くそのままでは、なんの成長も実感出来ないままでは
最高に楽しめるわけがないのです。
最初から出来てしまう人を天才と呼び、
努力の積み重ねで出来る人を秀才と呼ぶ。
なんて言葉がありますよね。
でも、
秀才でも勝てないのは「楽しんでいる人」
そして色んなケースを思い返すと
楽しんでいる人にずっと下手な人はいないってことです。
瞬く間にメキメキと実力をつけていくわけです。
これはゴルフだろうが、仕事だろうが一緒なわけです。
加えて、もう一つ。
というか一番大切な事、
気付いていなかったことがありました。
私が「本当に楽しい」って発言すると
とある方が
「楽しくなった??
ほんまに嬉しいわ。
これからもっと一緒に楽しめるな」
と言ってくれたのです。
人知れず感動しましたよ。
そして、
待っていてくれたんだ。
もっと早く気付けばよかった。
と、その人の広くて深い愛情を感じたわけです。
社員が仕事を楽しんでやってくれていること、
その中で成長をしてくれること。
それが私にとって一番うれしいことです。
本当の楽しさを知るために、意地でも上手くなること、
上手くなる中で楽しさを知り、向上心が持続すること、
そして本当の楽しさって分かち合えるもの。
それをもっと伝えていかないといけないなと再確認できたわけです。
日々学び、気付かせてくれる仲間の存在が
本当にありがたいです。
そう。
今は気付いていなくても
あなたが上手になることを、
楽しんでくれることを
心から待っている人がきっといるはずです。
今日はこのへんで。
ではでは。