代表取締役 唐津 自己紹介へ

洗脳について ~航海3226日目~

2024/03/24(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの52回目です。

先日、高一の次男を乗せて車を運転していた時に

えらい道詰まっているなあと目をやると

マクドナルドを食べたい車で渋滞が出来ていました。

 

「そんなにマクドナルドって食べたいかなあ、

もう10年以上食べていない気がする。」

 

と僕が言うと

次男はこう言いました。

 

「ちち(と呼ばれています)は、テレビをほとんど見ない人だから

洗脳されていないんじゃない?日常テレビを見ている人はCMとか番組で

ファストフードを食べたくなるようになっているんだよ」

 

なんて言うじゃないですか。

 

正しいかどうかは別にして、現象の原因まで自分なりの説を出せるなんて

なかなかやるじゃないかと細い目をさらに細めたわけです。

 

で、会社でこの話をすると

 

「あ、昨日マクド食ったっす」

と洗脳されている人をすぐさま発見(笑)

 

マクドナルド恐るべしです。

 

 

さて本題。

「洗脳について」です。

 

まず一つ言えることは

これはかかってしまうととても厄介だということです。

 

洗脳している人のことを悪く言おうものなら

敵視されることうけあいです。

その人は心酔している時間が幸せなわけで

その対象を否定することは、

自分自身を否定することとイコールになるようです。

(だから社員Hの前でマクドを否定してはいけません)

 

じゃあ周囲の人は何が出来るか?

色んな本を読みましたが、明確な答えが見つかりません。

 

見守る

本人が気づくのを待つ

 

うーん、歯がゆい限りです。

でもどうにも結局こんな感じです。。。

 

ちなみにどんな人が洗脳にかかりやすいかと言うと

幼少期から親に「それはダメ」と言われてきた人だそうです。

 

言い続けられる中で「良い」か「悪い」しかなくなって、

自分が良いと思ってしまうと、違うことを言う人を「悪い」と

極端に定義づけてしまうようです。

悲しいかな親の言う事を聞いてきた聞き分けの良い子と言われる人が

洗脳にかかりやすいようです。

 

悪意で洗脳を利用する大人は実際沢山います。

かくいう私もやられた事があるので、見抜き方や対処法は

本よりも役に立つような気がしています。

(また長いって言われるし書かないけど)

 

ちょっとだけ話しますと

それは相手の幸せか、自分の幸せかということです。

 

悪意の洗脳の人は

自分の幸せを尊重して、

相手の幸せや価値観を否定

します。

 

ああ、私は愚かだ。

この人がいないと私は生きていけないなんて

状態になって洗脳の完成です。

 

いい大人なんですから

自分の幸せは自分が決める

ようにしないといけません。

 

少し昔話をします。

以前業界の先輩が酒の席で

こんな話をしていました。

 

「なんでもかんでも僕がやってあげるから、

心配いらないからと過剰にサービスをすることで信頼を得る。 

そうしたら何でも頼ってくるようになる、

つまりオーナーを無力化させたらあとはこっちのやりたい放題だ」

 

まあひどい話です。

今も多少いるでしょうけど

でも20年前はこんな人は沢山いました。

 

しかしここで一度先程の話に振り返って考えましょう。

 

今は頼りになる人で良かったですね。

でもその人がいなくなったら自分はどうですか?

立てますか?

 

自分で立つことは出来ないなら

その頼りになると思っている人の仕事は誠実ではないと

僕は思うのです。

 

だって、

意図的に立てないようにしたんですから。

 

自立を支援する

自立出来るようになる、

自立している状態でお互いが敬意を持って仕事をする。

 

これが自分の中では一番良い形で

洗脳とか、依存とか、そんな自己満足で

エゴしかない仕事は仕事と認められないのです。

 

誰かを無力化させる仕事なんて、

相手を軽視して幸せを無視しているとしか思えません。

 

どっちも幸せにならない仕事って何なの?

あるのって自分のお金と見栄ぐらいじゃないの?

でもそれ一生続かないでしょ?

虚しくないですか?

 

と質問責めしたくなります。

 

最後に誰の言葉か忘れましたけど名言を紹介して終わります。

 

リッチになるように子供を育てるのではなく

ハッピーになるように子供を育てる

 

子供だけじゃない、大人も一緒。

いつからだって遅くない。

ハッピーかどうかを自問自答して生きたほうが

お互いが幸せになるはずです。

 

自分の幸せは自分で決める。

ノーモア洗脳です。

 

今日はこのへんで。

ではでは。

 

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