代表取締役 唐津 自己紹介へ

相手の立場に立つについて ~航海2929日目~

2023/04/16(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの15回目です。

 

唐突ですがお酒が大好きな私ではありますが

日頃、基本的に会食が無い限りはお酒を飲まないようにしています。

 

一人でいるときにお酒を飲みたくなる時は

大体少しストレスが溜まっている時で飲んで紛らわせたりしたくなるのですが

その気持ちに負けてお酒を飲もうものなら、

負の感情が増大するわけです。

 

何の解決にもならんまま

お金と時間を使って、自分の体をいじめて

何やっているんだトホホってなるのです。

 

これは問答無用に負のスパイラルです。

 

やっぱりお酒は楽しくありたいもので、

一緒に飲む人によりますよね。

(二日酔いにもならないのって不思議ですよね)

 

先日久しぶりに社員と一緒に行ったのですが

やっぱり楽しかったし、良いお酒でしたよ。

 

 

まあ、、、

翌朝、とんでもなくむくんでしまうのは一緒です。

 

節度が大事です(笑)

 

 

 

さて本題。

「相手の立場に立つ」についてです。

 

専門家だの、問題解決だの

言っても、技術や知識よりも一丁目一番地で一番大切なものがあります。

 

それは

相手の話を傾聴することです。

 

なぜなら、

一人ひとり心の奥に考えや答えを持っているから

です。

 

それらをまず引き出す事が大事なわけです。

 

相手の話をろくに聞かず、心情も汲まず、勝手な思い込みと

過去のパターンに相手をあてはめて、つらつらと解決策と

おぼしきものを説明する専門家もいますが、それはただの自己満足です。

 

いつもご相談を受ける中で思うのは

いくらプロでも、いや本当のプロであればあるほど

 

「相手の立場にたつ

相手を理解しようとする」

 

ことを重視し丁寧にされています。

 

そして、、、

 

想いや心情を汲み取った最後の最後に

専門知識や経験に基づいたアドバイスをするわけです。

 

まるで

ウルトラマンの必殺技のようなイメージです。

 

ねえ?

 

ウルトラマンが冒頭からスペシウム光線を乱発していては

敵味方関係なく、焼け野原になってしまいますよね(笑)

 

どこに問題があるのか、どこに、いつ、どのように打つのか

そもそも打つ必要があるのかも含めて検討するわけです。

 

そして今回は

更に深掘りします。

 

相手の立場に立つときに自分がもう一つ意識していること。

それは

 

「自分ではない第三者として俯瞰する」

 

ということです。

 

 

相手の立場にたつと一言に言っても

自分というフィルターを通すことで

俯瞰と呼べなくなる時があるからです。

 

 

例えば、

会社に若い社員が入ってきたとします。

 

第三者的俯瞰で見れば

「おおー、素晴らしい。ますます活気づくなあ」

 

となるわけですが

 

新入社員より年上の自分というフィルターを通すと

「大丈夫かな、抜かれたりしないかな」

 

となったりするわけです。

 

ダメなパターンも然りです。

 

試験に不合格で落ち込んでいる人がいるとして

 

第三者的俯瞰で見たら

冷静に話を聞いてあげたり、元気が出るように振舞う事が出来るかもしれません。

 

その人がサボっていた事を知っているフィルターを通すと

怒ったり、呆れたり、もう知らんわとほおっておくか、一喝してやりたくなるわけです。

 

つまり自分のフィルターを通した相手の立場に立つというのは、

時折、ひろゆき的な「それってあなたの意見でしょ」に過ぎない場合が出てくるわけです。

 

良い悪いというより、

問題解決をするコンサルタントとしての立場でいうなら

客観的な俯瞰の目を失うことは相談者にとって誠実であるとは到底言えないと思うのです。

 

とまあ、

今日はちょっとややこしい話になりましたが

 

アンガーマネジメントしても第三者として俯瞰するっていうのは

おすすめできます。

 

「ん?まあ自分じゃない第三者からしてみたら、

そんな悪い人じゃないか。」

 

みたいなね(笑)

 

是非お試しあれ。

今日はこのへんで、ではでは。

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