代表取締役 唐津 自己紹介へ

育て方について ~航海3359日目~

2024/08/18(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの68回目。

今日は偶然にも私の誕生日。

こんな日にブログの順番が回ってくるなんて何かの意味があるのでしょうか。

ちなみに年齢は公表していませんです

(興味ないかー)

 

嬉しいとか嬉しくないとか、そういった感情になる事も近年は特にありません。

そんな物欲もないけど本当に欲しいものは自分で買ってしまうし、

ケーキと言ってもあまり好んで食べません。

我ながら可愛げが皆無なやつです。

 

あ、そうそう例外としてチーズケーキは好きです。

固ければ固いほど美味しいです。

毎日でも食べれるような気がします。

 

でも毎日食べたいからと言って

毎日食べているわけではありません。

(お気に入りの〇次郎構文です)

 

今年も会社のみんなから寄せ書きを貰ったのはちゃんと嬉しかったです。

そのメッセージを見ていて、

「いつも気遣いありがとうございます」とか、

「見てくれていてありがとうございます」的なコメントが多くて、

それには驚きました。

 

基本的に好かれようと思って発言しないし

かつ、率直にバッサリものを言うので「へえ~」って感じでした。

人からの印象って自分と違って面白いものです。

ということは、少しは自然に人をおもいやれる人になってきたのかな。

 

いや、ちがうかー。

 

さて本題

「育て方」についてです。

 

こんな私なもので本当、一緒に働いている人、一緒にいる人には感謝しています。

そして何より産んでくれた母親に感謝です。

 

ちょっと真面目になりますけど、

母に何が感謝かっていうと甘やかさなかったことです。

 

苦労といえば苦労。

といっても誰かに話せば苦労って感じで

当時はそれが普通だったのですが

簡単にというか、基本的に欲しいものを与えられる事はない

という環境だったように思います。

「働かざるもの食うべからず」を地で行くみたいなね。

 

それはそれで、

自分が会社を経営するにあたっても

影響を受けている部分はあります。

 

代表的なものを二つ紹介します。

まず一つ目は

 

「自分が欲しいものは自分が手を伸ばさない限り

手に入ることはない」

 

よく

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」

という言葉があり、その通りだと思いますが

釣り方すら教えてもらった記憶はありません。

 

現物も、お金も、方法も

自分で常に考える環境にあったと思います。

親が何かをしてくれるという前提は無かったです。

チキンライスの歌詞みたいな感じです。

 

例えば小学生の時にD志社に行けると言われた時、

行きたいなと思ったけどお金かかるし違う方法でやろう。

高校の時も指定校推薦でR命館の法学部に行けたけど

これまた経済的に厳しいし違う方法ないかなっと

親や自分の環境を恨むことなく、「じゃあどうしよう」とか

何事も自分で決めてこれたのが良かった。

 

もし親がお金出すからとか言ってきたら

今の自分はないでしょうし、結果オーライなのです。

 

なんで結果オーライかと思えるかと言うと

自分で決めたからです。

 

自分で決めてきたから

他責にするとか、誰かと比べるっていう思考パターンは

持ち合わせていないのです。

 

何のバックボーンが無くても、

「一生懸命」を武器にやってきたし

何のバックボーンも無かったからこそ

「一生懸命」が武器になった気もしています。 

 

そして2つ目

「人をコントロールしようとしない」

 

母はヒステリックでしたが

ああせい、こうせいと言わない人でした。

 

何かしたいと言えば、

「やってみたらいい私の子供だからやれば出来る」

としか言わないわけです。

 

これは会社でもそうで、

経営者や上司としてすぐに口を挟むのは

無駄だなと思っています。

 

ああしたら、こうしたら?

と言うのは基本的に本人が求めてきたときだけでいい。

どうしたいの?の方が先です。

アドバイスなんて本人が必要としていない時に

いくらしたって響きませんし、何ならウザがられるだけですしね。

 

ただ!的確なアドバイスをしようと思ったら

日頃から本当に見ていないと出来ません。

「聞いてきたら教えるよ」ってスタンスでもいいけど

日頃見ていない人はリーダー的な役割は出来ません。

ここは要注意です。

 

とはいえそれだけが正解ではなく

社会に出たら色んなタイプの人がいて

対応の幅っていうのも必要になってくるわけです。

 

自分で筋道を考えるのがどうしても苦手で

早めに指示をした方が良い人だっていますので

その場合にはじっと見守っていたって仕方がなかったり、

 

アドバイスも求めない、人の言う事は聞かない、

自分以外は基本バカだって思っている人の場合は

孤立して終わってしまうので勘違いしているよって

ちゃんと言い続けてあげないといけなかったり。

 

とまあコントロール出来ない人が色々居るわけですから

経営をすることは間違いなく面倒なことだと思いますけど

それに伴う面白さが勝っているだけで、

これはもう完全に自分の趣向だなと思います。

 

経営はコントロールしないといけないけど

人をコントロールしようとして疲れている経営者が

多かったりする現状を見て、

母親からの学びには感謝せざるをえません。

 

そして、この考え方は逆に

「コントロールできるのは自分だけ」

という考えにも繋がっていたりもします。

 

 ・・・・・

 

・・・・・

 

 

おや?

やばいぐらい長くなった!

 

誕生日スペシャルってことで

ご容赦ください、もう終わります。

 

本当、時間が経つのは早いですね。

30年後の自分は一体、何歳になっているんだろうなと思います(笑)

 

いくつになっても死んだらどうなるのかなって考えると

怖いと思う自分ではありますが、気の合う人達と楽しくやっていけたらなって

思っています。

 

 

今日はこのへんで。

ではでは。

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