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自尊心について ~航海3049日目~

2023/08/27(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの32回目、「自尊心」についてです。

 

先日、後輩というか仲間というか年下の弟のような

存在のAとご飯を食べに行っていた時の話。

 

頭も良いし、いつも一生懸命だし、周りには慕われているし

順風満帆に見える彼。

楽しんでいるし、充実もしているものの

 

時に大変だなあと、疲れるなあ、という感情になることもあるそうで

そんな時にふと私の顔が思い浮かんだそうです(どういうこっちゃ)

 

誰よりもってぐらい優しいぐらいの性格なので

誰かのために頑張りすぎるきらいのある彼。

 

ビシッといってやりましたよ

 

まあ・・・

 

 

 

疲れが抜けないのは単純に年のせいだよ

ってね。

 

 

ウソです(笑)

 

それも一理あるけれど

 

話を聞いてもっと自分主体であっていいような

回復が遅いのは相手主体にややウェイトが寄っているのも

あるのかなあと経験則から思ったわけです。

 

「ああなったら、あれしたら、喜んでもらえるな」

ではなくて

「ああしたいな、こうしたいな、面白そうだし喜んでくれる人もいるだろうし」

ぐらいの感覚でやると、

今よりも回復が早くなるというより、疲れないかなって思うのです。

 

人間自分だけの為に頑張る力ってある程度知れていますが

誰かのために頑張る力って凄いです。

今の自分の限界突破するためにはとても大事です。

 

だからこそ、誰かのために頑張る人も多いわけですが

それに偏り過ぎると自分を置いてけぼりにしてしまうこともあって

その時に疲れたりしやすいように思うのです。

 

いいんだけどね、

でもそればかりだと続けられないというね。

そんな感じです。

 

自分主体というと自分勝手なイメージを持つかもしれませんけど 

そうではなくて

自分が幸せではない人間が、相手を幸せに出来ないというのは

原理原則で。

自分を大事に出来ないのに、相手を大事にしようとするのは

本末転倒だったりね。

 

それに自分を大事にしていない状態だと

相手も自分が思うほど、大事に出来ないものです。

一時的に叶ったように見えても

焦りと不安と恐怖がしっかり後から追いかけてきます。

 

それは土台が無いからです。

 (自分と向き合っていないって意味です)

 

話はそれますが

外国人は自分勝手な人が多い。

きっちり自己主張をするというイメージを私は思っていて

それについて話していたら外国の友人が教えてくれました。

 

「日本人は謙虚ではあるけど、同調圧力のようなもので

まずYESと言う傾向がある。争いは避けられるかもしれないが

僕らは「Higher self esteem」(高い自尊心)があるから

自分主体でYESかNOかを決める。

 

もしNOと言って嫌われたとしたならそれはそれで仕方がない。

出来ないことを出来るというのも相手に不誠実だろう。

何より自分で自分を嫌いになるよりマシだろう。

 

僕は誰に何を言われても、自分の可能性を信じているし

自分のことを愛している。

一人に嫌われたとしても世の中には80億の人がいるんだよ。

誰かの役には立っていて、誰かに必要とされている。

それでも君は一人に嫌われた現実を世界の終わりだと感じるか?」

 

これを聞いて

なるほどなあと思ったわけです。

 

自分勝手なんじゃなくて

自分主体で自分を大事にしているだけなんだと。

 

極論、自己満というか片思いでいいんじゃないかってね。

 

そうすることで

相手に高い期待を持つことも、見返りを求める事もなくなるし

疲れないですよね。

 

相手の顔色見て付き合ったところで

どこまでいっても自分の人生の責任は

誰も責任をとってくれません。

 

人生は限りがあり、思ったよりも短く

誰かを責めるのもそうですが

自分自身を責めるのも時間の無駄。

 

楽しもう、大事にしようと思って

一生懸命やって、誠実を貫いて

それでも叶わなかったら

新しい挑戦をしたらいいと思います。

 

今の失敗も、次の挑戦に繋げさえすれば

成功の過程にしか過ぎない。

 

そう思って生きていたいものです。

 

とはいえ、自分主体な生き方は

結構な自己研鑽と行動力がないと

口だけさんになり、シンプルに嫌われて

孤立を深めたりする可能性もあると思うので

そこは要注意。

 

言いたい事言って、やりたい事やりたいなら

それだけのことやれって話にはなってしまいますけども(笑)

 

今日はこのへんで。

ではでは。

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