代表取締役 唐津 自己紹介へ

自分で決めたことについて ~航海3121日目~

2023/11/19(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの41回目です。

もう早くも師走の雰囲気が出てきていますね。

目まぐるしい中でもゆとりを見つけてやっていかないとね、

何事も追いかけられるとあきません。

追いかけるようにしないとね。

追いかけるようにする為には準備が必要です。

 

野村監督も言っていました。

「準備しなければ負けか運よく引き分け。

準備していれば悪くても引き分け、勝ちもある

つまり準備していない限り、勝ちはない」

みたいなことをね。

 

私の場合、直近での課題は体調管理なのですが

腰痛は今のところ大人しくなっているので

肘が痛いのと、手首が痛いのを何とかしないとなあ、

というところです。

 

40を過ぎてから回復スピードが遅くなったなと

前にブログでも書いていましたが

それが最近「肝臓」ではないかと気付いたのです。

 

お酒を控えて、運動をして、睡眠をしっかりとった日は

明らかに回復しているのです。

 

というわけで

禁酒します。

 

と言いたいところですが

極端なのも続かないし、これからのお付き合いの増えるシーズン

盛り上がりも感じたいしということで

 

「減酒します。」

 

会食以外、家では飲酒しないようにするのはもちろん。

そして、三か月後にはピカピカの肝臓にしたいと思います。

 

さて本題。

「自分で決めたこと」について。

 

先日、九州にある不動産会社に訪問しました。

そちらの会社の女性社長のOさんにはもう12年程前から

とてもお世話になっているのですが、

いつもその方に会うとなにか教えを得るというか、パワーをもらうというか

ふと会いに行こう!という気分になるのです。

 

そう思ったキッカケの話を今日は少しします。

 

数年前、●●●百万ぐらい、詐欺的な目にあったことがありまして

そんな時にO社長にその話をしたのです。

 

「まあ大変だね。

とんでもない人だったね、

許せないね」

 

みたいな言葉を想像していたのですが

実際言われた言葉は

 

「なーんね、それぐらいの金額。

私は1億円いかれたことあるよ。」

 

でした。

 

その瞬間

自分の中では大きな問題だったのに

一気に小さくなったのを覚えています。

 

「私もその時はイライラしたり、何かやり返してやろうとか

相手を責める気持ちがあったけど、とある先輩にこう言われてね。

 

『自分で決めたことやろうが。

いつまでも相手の事を言っていたら

お前の女が下がるぞ』

 

そう言われたおかげで、

相手どうこうよりも一生懸命働いて

そのお金を返すことに集中出来たわけよ。

それで乗り越えられる事が出来たんだよ。」

 

という話です。

 

 

数百万と1億か・・・。

ちっちゃいなあ自分。

 

と、なんか笑えてきたんですよ。

 

自分で決めたことかあ、、

相手がどうあれ確かにそうだ。

 

自分が正しくて、相手が間違っている。

それは相手も思っていることかもしれません。

 

昨今見受けられる

「正しさ」を武器に、相手を責める風潮を見ていても

そう思います。

 

正しいからって何なんだろうなあ、

ひとそれぞれの正しさも理解しようとしない人の

正しさに価値なんてあるのかなあとすら

今は思えます。

 

正しい、おかしい、常識、普通は人の数だけあるでしょう。

そこを争っても何も産まれない。

 

完璧主義者でいたいなら最後には自分ひとりだけで

生きる以外なくなるでしょう。

だったら完璧ではないことを大事に出来る人でないとね。

 

とはいえ、相手を責める癖のある人に対しては

「寂しいなら寂しいと言ったらいいのに」

と思うことが良くあります。

(言ったら興奮するだけなので基本思うだけですけど)

 

ゆがんだ感情表現が、

アイデンティティの証明の仕方が

誰かを責めることに繋がっているように感じるのです。

ただ、それは常に自分を下げ続けていることになっているよなあと。

 

「自分で決めたことやろうが」

 

自分で自分を下げるようなことは

絶対にしたくないなと、そう思います。

 

今日はこのへんで。

ではでは。

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