代表取締役 唐津 自己紹介へ

「演じること」について ~航海3495日目~

2025/01/19(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの88回目。

連日お酒を飲むと蕁麻疹が出たり、口内炎が出来ます。

次の日起きたら元気になっていたのに翌日全てを使わないと

回復しないのはなぜでしょう?

 

まあ、間違いなく飲まない方がいいのでしょうが

そうはいかない部分もあったりで

新年会シーズンでも飲酒は週1ペースでケアしていきたいなと思います。

 

なぜ、そんな事を思うかというと

先週飲みすぎたからです(笑)

 

週1ペースを破ってまで飲んだ理由は

某社員の宅建合格祝いをしたかったからです。

(思い出イベントはスルーしてはいけません)

 

誰とは言いませんが35歳すぎで中途入社して

6年目で宅建に合格したんですよね。

 

その間、周囲の期待に応えられず諦めようとしている様子や

自分を卑下したり、周囲に強くあたったり、葛藤している様子を見ていたので

合格したって聞いた時はまじで嬉しかったなあ。

 

自分ごとよりも嬉しかった

 

もちろん自分ごとも嬉しいんですけど、

正直自分ごとって自分次第で何とでも出来るけど

他人ごとってそうはいかないでしょ?

 

想像以上の結果を見れるっていうのは、

これ以上ないサプライズプレゼントだなって本当思うわけです。

(まあ別に私を喜ばせようって事ではないのでしょうが

勝手にそう感じるだけです)

 

そんな彼の好きなものをって事で

野菜と焼き鳥っていうヘルシーなメニューでお祝いしました。

 

愛想のよい店員さんと他愛もない会話をしながら

彼からも日頃聞けない話や想いを聞かせてもらって有意義な時間でした。

 

「社長を知る人から、

普段の社長はどんな風な印象なのかを知りたい」

って彼が言い出して、馴染みのお店で彼は質問していました。

 

忖度したら悪いのでその都度トイレに立つようにしていましたが

後で「どうだった?」と聞いたら彼は言いました。

 

「社内でも社外でも社長って変わらない人

なんだなって事がわかりました」

 

ん?どういうこと?

でも、まあ確かにそうかも。

 

それが良いか悪いかはさておき。

 

彼が宅建のみならず賃貸不動産経理管理士もダブル合格したので

うちの会社のPM担当者が全員不動産二冠になったのは

間違いなく良いことです。

 

とはいえ合格が目的ではなくて

「人の役に立つ事」が目的。

これからの行動で我々は示していくのみです。

 

 

さて本題。

演じることについて。

 

変わらないと言われる自分ですが

かつてはめちゃくちゃ演じていました。

 

それはやはり自分に

中身が無いので

自信がないので、

経験が足りないので、

時と場合に応じて理想の自分を演じていました。

 

ウソはついていませんよ。

ただ、大ぼらは吹いていたかもしれません。

 

賢そうにしたり、

自信ありそうにしたり、

強そうにしたりね

 

でもその大ぼらってのは理想で

「理想が叶ったらいいな」って感覚はなく

「マジで理想は叶う」って感覚です。

 

例えば19歳でこの業界にデビューした時、

そんな若造に住まいを任せるなんて

自分だったら不安に思うだろうなって思いました。

 

そこから理想の自分だったらこうするなという

要素を集めて

どんな担当者よりも、

もっと早く、

もっと詳しく、

もっと一生懸命に

っていう行動を「中身の伴わない自分」に徹底的に求めました。

 

創業してからだってそう。

理想の会社や、理想の社長を演じながら

身に付けていったはずです。

 

大根役者だったと思います。

でも、誰だって最初は大根役者です。

 

大根役者のまま終わらんぞ

って気持ちを持ち続けられるかどうかだと思うのです。

それを誰に何を言われてもね

 

「社長になりたい」

「スーパースターになりたい」

「お金持ちになりたい」

「スポーツ選手になりたい」

「素敵な人と一緒になりたい」

 

何でもいいけど。

それって人に「どうやったらなれますか?」

って聞いているレベルだと

ほとんど叶わないんです。

 

具体的な理想があって、

かなえたい理由があって、

こうやってなろうと思っている

って話を聞いてもらう分には全然良いとは思いますけど。

 

どうやったら?ってレベルだと

「所詮お前には無理だ」

「どうせ出来るわけがない」

って言われたら傷つくし、

諦めたくなるでしょ?

 

僕も散々これらの言葉を言われました。

 

時にはむかつきますけど

毎々怒っていてもキリがない話なので

 

心の中で

 

「そうですか、ではその想像を

超えたら面白いでしょうね」

 

と思っていました。

 

今でもそうです。

(今でもかーい)

 

何が悲しくて

僕の失敗や挫折を願うという誰かの理想を

演じないといけないのって話です。

人生の無駄遣いです、意地でも演じません。

 

とはいえ、そうではなく好意的に思ってくれる人もいて

そういう人の理想もあったりします。

 

最初はそんな誰かの理想を演じるのもあっていいと思います。

それで通用する事って全然ありますので

間違っていないと思います。

 

でも演じながらこれは「誰かの理想に合わせた自分」だという感覚だと

必ず疲れてしまう時が来ます。

 

誰かの理想に合わせて自分を演じるのではなく

自分の理想に合わせた自分を演じることで

自分が理想に近づいていく

 

気付いたころには、

自分はもう何も演じていなくなる。

そんな感覚でしょうか

 

今となっては、スイッチを切り替えるって感覚は

確かにほぼ皆無。

 

とはいえ

完全に理想の自分になったわけではないので

今100%演じていないかっていうと

そんな事もないと思います。

 

それは伸びしろでね

どこまで100%に近づけるかワクワクしながら

演じている方が楽しいかなって思うので

これからもそんな感じで行こうかなって思います。

 

まあ何が言いたいかって

 

本当にやれる気がしているなら

不安よりもワクワクが勝つはずだから

そのワクワクを信じて下さい」

 

ってこと。

 

今日はこのへんで。

ではでは。

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