日曜ブログの64回目です。
前回のブログで過去最高のコンディションとか言っていたのも束の間。
月曜朝にギックリ腰をやってしまいましたよ、強烈なやつを。
さあ、頑張ろうと思った瞬間に風邪を引いたり
怪我をする、、、このあるある何回繰り返していることやら。
調子の良い時ほど外に目が行ってしまって
疲労が上手に抜けていなかったというテーマを
掲げ続けて20年ぐらい経っております(笑)
今回は出張で空港に向かうタクシーで不意にドカンときて
そこから動けなくなりました。
飛行機に乗れるわけもないので引き返してもらい、
さっさと支払って家に戻りたかったのですが
優しいタクシーの運転手さんは言いました。
「こんな状況ですから、
タクシー代はキャンセル出来るかもしれません。
会社に交渉しますので待っていてください。」
(ありがたいけど、もう待てない~)
激痛で脂汗をたらしながら待つ事10分。
(めっちゃ交渉してくれてるやん)
・・・・
(もう払うから帰らせてー、ぐぐぐ)
・・・・
「すみません!全額かかります」
だーかーらー
と叫ぶ気持ちを堪えて支払いを終えて
戻る徒歩の途中でダメ押しの一撃。
(嘘じゃなくて雷落ちたような感覚です)
思わず道路に四つん這いになりそうになりましたが
一回倒れたら立てなくなるので気力を振り絞って
家までたどり着きましたとさ。
さらに、今回は特に衝撃が強かったのか
鏡を見たら、体が斜めになっています。
お医者さん曰く、
「この体の歪みは痛みのショックで筋肉がロックされておこる症状で、
疼痛性弯曲というものですよ」
(曲がっているのは性格だけで十分です)
とほほって感じですが
会社のみんなが歪んでいる私を見て
笑顔になってくれているので良しとしましょう。
ネタだ、ネタだ。
そう思わないとやってられんぞ、人生は。
さて本題。
「減点主義」についてです。
先日、社員が富士山登頂にチャレンジしました。
どんな内容でどんな結果だったのかは
本人が後日ブログで語る事でしょう。
加えて本日、
京都検定に2名挑戦しています。
それぞれ仕事もプライベートも忙しい中、
挑戦している姿というのは実にかっこよく見えます。
挑戦というと結果に対して人はフォーカスしがちです。
感動をありがとうだなんて簡単に言ってしまうけど
とはいえ今の日本の現状、減点主義がはびこっていますよね。
そんな挑戦しづらい雰囲気の中、
挑戦している素晴らしい社員がいる事が嬉しいです。
さて今回のこの点。
減点主義に対して私は違う観点で見るようにしていますという話。
以前にもブログで書きましたけど
一生懸命だったかどうかってことにフォーカスします。
(詳しくは以前のブログを見て頂きたいと思います)
たまに努力もしていないで結果が出るケースもあり
これは一件良さそうに見えますが
本人にとっても周囲にとってもあまりよろしくない事だったり
するので注意が必要です。
知識も身につかないわ、苦労していないから大して嬉しくないわ。
余計なプライドはつくわで、マイナスになる事が多いのです。
それだったら一生懸命やった失敗の方がいいなと。
もちろん、簡単に投げ出さないことは条件ですけど。
そして言い切りますが
良い失敗は沢山してもらった方が
結果が出た時の嬉しさが比較じゃないものになります。
そして苦労しただけ
人間性は素晴らしくなります。
そうです、
そもそも失敗しない人なんていないのです。
つまり失敗しない、減点されない人というのは
失敗していない風を装っている人なのです。
言葉に重みがなかったり、
目に輝きがなかったり、
人間性に深みを感じなかったり
面白味に欠けていってしまうのは
本当の喜びを経験したことがないからなのかもしれません。
一回きりの人生それって勿体ないですよね。
だからこそ一生懸命にフォーカスする世の中になって
苦労さえも楽しめるって視点で思える社会になれば
いいなと思います。
結果、やまない雨はないんでね。
雨が降るから大地は潤うわけですから。
沢山の遠回り、沢山の失敗、
良かったじゃないか、それで深みが出たんだから。
失敗した話ほど
強いネタはないんだから
笑って言えるようになったって事は
乗り越えたってことだから
同じミスを繰り返さなければいい
自分に解決出来ない問題は
自分の前には現れない
何度この言葉を
自分に言い聞かせてきたかなあ。
失敗、理不尽どんとこい。
全部ネタに変えてやるぞぐらいの気持ちでいると
人生かっこよくなくても、
きっと面白くはなると思うんだなあ。
今日はこのへんで。
ではでは。