代表取締役 唐津 自己紹介へ

孤立について ~航海3477日目~

2024/12/22(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの85回目。

 

忘年会ラッシュですね。

無理はしないように調整していたつもりなのに

最長9連続になってしまったのはなぜ?

 

まあでも仕方がないですね、

暴飲暴食に気を付けて乗り切らねばです。。

 

でもね。

この一年、一緒に頑張った人と

労い合う時間というのはただの飲み食いではないので

人として、お互いの価値観として

こういう時間を大切にするのって大事な事だと思います。

 

正直ただの飲み食いだけの群れる系とか

パリピ気分で暴飲暴食してってのは論外です。

 

何が悲しくてお金と時間を使ってまで

自分の健康害して、仕事のパフォーマンス落とさなあかんのって話です。

 

そういう類は嫌いなので

さっさと帰るようにしています。

 

で、それをちゃんと言います。

「もう帰ります」ってね

 

誘いにくいと思ったそこのあなた。

それはそれでいいのです。

 

僕の苦手な人が自動的に離れていくだけなので。

 

これは20歳の時の自分の日記に

書いてあった言葉です。

 

「俺は言いたい事いいたい、やりたい事やりたい。

だから言えるだけのこと、やれるだけの事はやる!」

 

今も変わってないです。

怠惰に任せて、言えない、やれない人生になるなんて

僕には耐えられないのです。

 

 

さて本題。

「孤立」について

 

いつかのブログに経営者の孤独みたいな話を書いた気がするので

それはそのブログを読んでもらうとして

今回は孤独ではなく孤立について書きます。

 

結論、経営してようがしてまいが人は

みんな孤独なわけです。

でも孤立してはあかんのです。

 

孤独だから「構って欲しい、褒めて欲しい」と

心理的安全性に依存傾向が高くなると

孤立してしまう事になります。

 

誰かに求めたくなる気持ちわかるなあ。

でも、それで遠ざかってしまうのです。

 

「何か一人ぼっちに感じる。」

「誰からも必要とされていないような気がする。」

 

これが「孤立」なわけです。

 

不要な飲み会をお断りするときの

私は「孤独」です。

 

同じ「一人」でも内容は全く違っています。

(ついてこれていますか?)

 

孤独は自己評価と他者評価の乖離がほとんど

ないのに対して

孤立は自己評価が高いのに、他者評価が低い時に

起こりやすい現象です。(唐津調べ)

 

そのまま他者との比較、他者依存が進むと

感情コントロールが乱れ、人間関係の構築が出来なくなり

まあはっきり言うと結果を出してようが出してまいが嫌われます。

 

結果が出ているうちは「結果を」褒めてくれる人も

いるので孤立で辛くなる事はありませんが、

結果が出なくなると誰も褒めてくれる人が

いないので途端に辛くなるのです。

 

じゃあずっと結果を出し続けて

最強で居続けたらいいじゃないかって人もいますが

そんな人はいませんので遅かれ早かれ辛くなります。

 

人間の調子というのは常に波打っています。

上がるにしても下がるにしても波打っているのです。

(体重や体脂肪と同じです)

 

そうこれは22歳の時の自分の話。

 

自分の営業成績を一番にするために

常に傲慢な対応を取っていた時の自分がいました。

「自分さえ良ければいい」の世界観です。

 

結果、送別会に人が集まらないどころではなく

送別会すら開かれなかったって事になりました。

営業一位とったのに。

 

人は僕の成績を認めてはいたけど、

僕の人間性は認めていなかった。

じゃあ自分の人間性って何ってなると?しか出てこない。

 

自分さえ良ければいい時の自分は

自分の事が一番わかっていなかった

 

のです。

 

そこから「人間関係が出来ている人」を研究しました。

するとわかったのが

 

「ありがとう」「ごめんね」「大好き」

をちゃんと、感情を込めて、色んな表現で伝えている

 

で、早速真似してみて最初の二つは何とか

取り入れられたけど難しかったのは「大好き」

 

恥ずかしい、ダサい、そんな風に思えない

そんな気持ちが邪魔をして伝えられなかったわけです。

 

そこで過去の日記の登場です。

そこにはこう書いてありました。

 

「本当の理由は、裏切られたくない、断られたくない、

自分が傷つきたくない、だけじゃないのか?」

 

3つのフレーズを言える人っていうのはつまり

「自分を分かっている」

という事に気付きました。

 

自分も理解しないまま、結果だけを求める努力は

周囲を傷つけ、挫折に繋がる事になる。

 

まあ必要な挫折とも言えますが

これは出来るだけ若いうちに経験した方がいいですね。

 

 

で話を本線に戻しますと

「孤独ではなく孤立するとき」

というのは

「自分が分かっていない時」

 

「言いたい事が言えるのは、やりたい事やれる」為には

ただやればいいのではなく、

自分がわかっていないといけない。

 

自分を理解出来ない限りは

誰かの影響に大きく左右される人生になります

 

素晴らしい誰かに出会えてその人が上手にコントロールしてくれる

パターンもありますがそれはかなりラッキーな事なので

痛みは伴いますけど早く自分と向き合う事をおすすめします。

 

思っている自分って結構かっこよくても現実の自分って

はるかにダサくて、情けなくて、かっこ悪くてつらいもんです。

(カラオケの声で自分の声を聴いた時のショックの比ではありません)

 

それも大人の階段です。

 

We are lonely

but not alone

 

孤立は寂しいと感じますが

孤独は「自分がいる」ので

寂しいとは感じません。

 

忘年会やクリスマスのお祭り騒ぎで

祭りが終わって寂しい気分にならないのは

「自分がいる」からだと思います。

 

最後にもう一度言いますね。

 

孤立ダメ、ゼッタイ

大好きだって伝えられる大人の方がかっこいいぞ。

そう思って支えてくれた人があっての今の自分なんだから。

 

今日はこのへんで

ではでは。

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