代表取締役 唐津 自己紹介へ

AI時代の人の価値について ~航海3577日目~

2025/04/20(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの101回目。

100回も超えた事だし、本を出版しようと思います。

 

まあ、それは冗談のような本当のような。

いつかは出したいと思っていますが

いつ出すかはトランキーロ。

焦らずにお待ちください。

 

さて本題

「AI時代の人の価値」について

 

いわずもがなですがAIはとても便利。

ブログ100回分のデータをCHAT-GPTに読み込ませて

「こんなタイトルで唐津風のブログを書いて」なんてプロンプトで

指示すれば、あっという間にそれらしいものが出来てしまうわけです。

 

あー、効率化出来て本当に最高。

 

とは思いません。

(性格的にも)

 

人間を舐めてはいけない。

だって資料やHP、ブログなど見ていて

「結局GPTだなとわかる」からです。

 

その資料や文章自体の体裁が整っていることについては

全く否定出来ません。

しかし残念ながら、その人に会った時のギャップに

萎えることがしばしばあります。

 

どんなに立派な資料やレジュメを作っても人の心に響かないのは

ずばり人の魅力が追い付いていないからです。

 

ちょっと質問をして話をしたらすぐに感じます。

とてつもなく頓珍漢じゃなくても感じるのです。

 

資料はちゃんとしてるけど全然わかっていないね。

よしんばわかっていても頭の中だけでまあ実現出来ないだろうなと。

 

私はそこから更にこう思います。

 

情報を並べただけで

仕事をしている感を出そうとしているその人間性。

ああこんな人は信頼出来ないし

相談もしたくないし、仕事もしたくないと。

(本気で仕事しているので悪気はありません) 

 

とはいえ

革命的な文明の利器であるAI

色んな仕事を間違いなく奪っていくのは間違いなく。

 

士業で先生、先生言われているような仕事も

あっという間にそんな仕事ありましたねってなるでしょうし、

不動産業界においては入社五年目の営業マンの提案レベルをAIはすでに

超えているそう。

 

そう

「じゃあ雇わないでいいやん」

という決断をする経営者が増えるのは間違いないのです。

 

人手不足と言われる世の中ではあるけど

引く手あまたで転職なんか余裕かと言われると

そんな事はまったくないと思います。

人を介さず業務を成立させる流れになっているだけで

単純に人の需要が高い訳ではないのです。

 

30歳をすぎたら何十社と履歴書を送っても

面接にすらたどり着けないという話も聞きます。

 

キャリアの連動性が無い人は厳しいのは言うまでもなく

それ以外でも今までなら有利そうな人。

 

良い学校を卒業した人

資格が沢山ある人。

上辺の人脈がある人。

既にまったく関係なくなっています。

 

つまりこういう事です。

 

IQはAIに到底人間は適わない

だからEQ(心の知能指数)が人の価値になる

 

気付いていますか?

既にEQを高める自己研鑽を怠った人には

とてもつもなく厳しい世の中になっているのです。

 

便利と効率化で、練習しない、準備しない、成長しない人間が増え

小手先のIQで対応しようとしてもAI以下のパフォーマンスなので

ポジションがなくなっていきます。

それに早く気付けるかどうか。

 

労働力として必要とされる人とそうでない人の格差は

そうして開いていっています。 

 

便利にかまけた人間がどれだけ無責任で、打たれ弱くて

没落するスピードが早いかはSNSやニュースを見ても

良く分かることでしょう。

 

こうなると人間の本質ってあまり進化していないようにすら感じます。

三国志とかの時代とまったく変わらないぐらいに。

衆愚政治の末期には、曲学阿世が溢れかえるというのも一緒ですしね。 

それぞれが信じている理屈の正しさを競ったって何もならないし、

競っている人達は実際何かを良くすることはありません。

 

論破するのが趣味なのか

人の不幸が快楽なのか

誰かの足を引っ張るのが生きがいなのか

わかりませんけど、言いたい事があります。

 

暇なの?

 

実に便利って怖い。

効率化してやる事無くなったら

暇になって人間腐っていくんですから。

 

ああでもないこうでもない

机上の空論を競わせようが

頭の中で完璧を誇っていても結局はこう。

 

「わかっているのと

出来るのは違う」

 

 

わかっている風で全くわかっていなくて

いざやろうと思っても何も出来ない

 

こういった人達が増えていくことで

ミスも少しのずれも許せないとなり

尚更AI化が加速していくと。

 

こういう流れです。

 

ここで大事なキーワードになるのは

「感覚」

 

  

目で見て盗め

体で覚えろ

 

理論や理屈はGPTが出す時代。

人として大事なのは

「この人は実現できるかどうか」

ということ

 

実際に理論武装して何かを始めて下さい。

さあどうぞと言われても出来ないでしょう?

 

ゴルフをやっている人は誰だってタイガーウッズになりたいし、

野球をやっている人は大谷翔平になりたいのにね。

 

わかっていても出来ない。

それを出来るようになるのは

自分の感覚を掴むことです。

 

子供からやっている人は

何度も反復しているので感覚として掴んでいて

何も考えずに出来てしまうのですが

 

このブログを読んでいるそこのあなたは

間違いなく大人だと推察します。

 なので本気で考えて下さい。

 

「大人になってからの感覚は

頭で考えて身に付けるもの」

 

頭で考えて、地道に練習をする。

そうしないと大人になってからの

「感覚」は身につきません。

 (頭では色々考えてはいるけどほとんど練習をしないから

私はゴルフが上手くならないのです)

 

もとい

「感覚」を持っているかどうか

 

これがこれからの時代を生き抜いていく為に必要な事です。

 

10000時間の法則なんてものもあります

(一日3時間だとしたら10年続けたら上達しますよというやつです)

 

自分はあながち非効率だとは思いません。

 

感覚を仕事で持っている人は

沢山の練習と経験をしてきた証拠です

 

そういう人はEQも高い傾向にあります。(唐津調べ)

挑戦して失敗して挫折を乗り越える中でEQは高まりますからね

 

自分が選ぶなら、

そういう人をパートナーにしたい。

 

逆に自分がクライアント側だったら、

AIの基づく知識を説明するだけで

感覚を持ち合わせていない人なんて

絶対パートナーに選びたくない。

 

まあもちろん「しんどい道」です。

感覚を得るまでは、

沢山の失敗、挫折がつきものですから。

 

でも早めに挑戦して身に付ける事をおすすめします。 

失敗から逃げて感覚を身に付けられないまま

30代に突入してしまい、EQも足りない、IQはAIにボロ負けという

現実の方が結局「しんどい道」になりますから。

 

まあ、 便利も効率化もわかるけど、

人の魅力がどんどん薄くなっていったら

その弊害はとてつもないなと時代の流れを見て

ひしひし感じる今日この頃。

 

何が言いたかったかっていうと

 

「頭でっかちは賢いのではなく賢バカです。

それでは人の役に立てません。

理屈じゃなくて感覚が出せる人になりましょう」

 

ってこと

 

 

今日はこのへんで

ではでは

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