おはようございます。
本日も暖かい1日ですね。
今日は、ある心理実験の話をしたいと思います。
その実験では、ある人の集まりを2つのグループに分け、それぞれに同じパズルを課題として与えました。
テスト後、一方のグループには「あなたは頭が良いわね」と、彼らの賢さを褒めます。
もう一方のグループには「一生懸命やったのね」と、その努力を褒めました。
次に別のテストを用意して、「さっきより難しいテストと易しいテスト、どちらに挑戦したいか?」と選ばせました。
その結果、努力を褒められた生徒たちの9割が、難しいテストに挑戦し、一方、賢さを褒められた生徒たちは、ほとんどが易しい方のテストを選びました。
「賢い」という評価を失う事を恐れて、間違うリスクを避けた結果です。
成長を促す為に、褒める事は大きな効果があります。
しかし、褒め方にも注意をしなければならないという話です。
他人に対しての言葉に限らず、自分自身で振り返りを行う時にも、次に繋がる方法を意識していきましょう。