梅雨に入り、雨がよく降りますね。
雨音を聞きつつ勉強に励む今日この頃です。
今回は、最近聞いた面白い話を紹介したいと思います。
ある料理人が、かつら剥きの練習をしていたそうです。
その時に先輩から何をしているのか聞かれたので、そのままかつら剥きの練習をしています、と答えたところ、「お前は練習の練習をしているだけだ」と言われたそうです。
練習の練習とは、かつら剥き『の練習』ではなく、かつら剥きをしなさい、という意味で、転じて、練習だと思っているうちは本番への備えになっていない、お客様にそのまま提供するつもりでやりなさい、という意味が言葉の裏に込められているのだそうです。
確かに、これは練習だから失敗しても大丈夫と思っているうちは、いつまでたっても失敗してしまい、成長することができませんよね。
自分が、課長になったら、部長になったら、あるいは、セミナーの講師になったら、FPとして顧客のキャッシュフロー表の作成に携わるようになったら、といった、なってからの将来ではなく、今すぐに求められても力が発揮できるよう、自分の足りない部分を見つめ直していきます。