おはようございます。
新年になって私の初めての航海記になります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月は皆さま如何お過ごしでしたでしょうか。
お正月といえば、『お年玉』が一つの行事かと思いますが、
ふと起源が気になって調べて見ました。
そもそもお正月は、新年の神様である「年神様」を家に迎えてもてなし、見送る為の行事です。
その年神様から、新しい年の幸福や恵みと共に、魂を分けて下さると考えられてきました。
家にいらした年神様は餅玉に依りつき、その餅玉には年神様の「御魂」(みたま)が宿ります。
この年神様の御魂が宿った餅玉が、その年の塊となる「年魂」になります。
これが家族に、「御年魂」「御年玉」として分け与えられたというのがお年玉の由来です。
ですので、「お雑煮」に必ず餅が入っているのは、この餅玉を食べる為の料理だからだそうです。
高度経済成長期頃から餅ではなく、お金を贈るようになったと言われていますが、こういった意味や経緯を知っておくと、
より気持ちを込めてお年玉のやり取りを行えるのではないでしょうか。
それでは改めて、今年も一年間よろしくお願いいたします。